第17回福祉の仕事を知るための見学バスツアー開催しました

平成30年10月25日(木)第17回福祉の仕事を知るための見学バスツアー開催しました。

今回は19名の方に参加していただきました。

1.特定非営利活動法人 響愛学園

1ヶ所目に訪問したのは、特定非営利活動法人響愛学園です。響愛学園では、絵や作品づくり、楽器の演奏や合唱などのレッスンを中心に行うマーシーアート、マーシーミュージック(児童発達支援・放課後等デイサービス)と、手芸やアート制作による芸術活動を「仕事」として行うハミング(就労継続支援B 型)を提供されています。

今年は、地域の方と一緒に楽しみたいという思いのもと、地域の中学校と桜花学園管弦楽部とのコラボレーションによる演奏会を行ったそうで、参加された学生や利用者の充実感が得られたので、来年も行うとの事でした。

館内の見学では、建物の壁やフロアに利用されている方の素敵な作品が展示され、活動スペースでは、利用者さんが実際に織機を使っての作品作りや絵画を描いている場面を見せて頂きました。みなさん良い表情で、楽しそうに作品を作られていたのが印象に残りました。

2.ひな小町(就労継続支援B型)、ひなの花(放課後等デイサービス)

2ヶ所目のひな小町は、「子どもからお年寄りまで、年齢や障害に関係なく利用できる施設」を法人理念に運営されています。

1階の就労継続支援B型では、お弁当の製造、配達を行っており、学校を卒業した利用者さんの働きの場となっています。仕事を細分化し、それぞれの出来ることに取り組んでいただいているため、出来ないということはないという考えで行っているそうです。元気の源は食べることという思いのもと、自然食材にこだわり調理しているとお聞きしました。当日の昼食も、北海道から取り寄せたじゃがいもスープ、岐阜の自然工房のパンなど取り入れた、ハンバーグランチ、プリンのデザート添えをいただきました。

また、2階では放課後等デイサービスを行っており、カリキュラムを作らずに行うことで、子どもたちに目に見えない力をつけていってほしいというねらいがあることをお聞きしました。代表の方の想いが伝わる見学になりました。

3.グループホームいずみ(グループホーム)

3ヶ所目は、平成29年6月に開所された、男性6名が暮らすグループホームいずみを見学しました。開所して1年ちょっとの新しいグループホームで、まだ木の匂いの残るきれいな建物でした。ここでは、最初に説明を聞くグループと施設内を見学するグループに分かれました。説明を聞くグループでは、グループホームの1日の生活を入居者目線で作った動画を見せていただきました。グループホームでの起床から就寝までの流れと、ホーム内で行った誕生日会やバーベキュー等の行事の写真を見ることができました。入居者の自由な選択を大切にし、入居者の希望をできるだけ叶えられるよう支援している様子を知ることができました。また、グループホームの世話人を近所の人にお願いしているという話も聞くことができ、地域との繋がりを大切にしていることが分かりました。

4.いずみ学園(児童発達支援センター)

4ヶ所目は、児童発達支援センターいずみ学園です。あまり見学する機会がないので、貴重な時間になったと思います。通園部門では、保育士、栄養士、作業療法士が子ども達と一緒に過ごし、一人ひとりの発達を見守っていました。1クラスは芝生で外遊びをしていましたが、先生たちと三輪車に乗ったり、歩いたり楽しそうに過ごしている姿が見られました。また、作業療法士の方から、日頃どんな訓練をされているのか、実際に用具を見せてもらい、「肩まわりと肘を使う訓練を行うことが手先が器用になるコツ」という説明をしていただき、専門職ならではの知識や視点を感じることができました。定員は33名ですが、子どもに応じて卒園するタイミングは違い、卒園して市内の保育園や幼稚園に通われる子もいると教えていただきました。相談部門では、保育園等に訪問して子どもの行動や先生の困り事の相談を聞いたり、療育相談、体験療育、計画相談等があることを教えてもらいました。見学を通して、幼少期の過ごし方の大切さを改めて実感し、いずみ学園での子どもや家族の支え方を知ることが出来ました。

5.いずみ第2作業所(生活介護・就労支援B型)

 5ヶ所目のいずみ第2作業所は、18歳以上の障害のある方が通っており、生活介護事業と就労継続支援B型事業の二つに分かれています。

 生活班では、自主製品のポコポコクッションを作るために、綿やはぎれを分ける作業を行っていました。この仕分け作業が手先を使う訓練になるそうです。また、毎朝散歩に出かけ、歩行訓練もするそうです。就労班では、販売する布やゴミ袋を畳んで袋詰めをする作業をしていました。他にも、今の時期は市内の公園に出向き、落ち葉拾いの仕事もしており、公園がきれいになっていくことが何よりの楽しみだそうです。

どの利用者の方も、職員と一緒に生き生きとお仕事をされている姿がとても印象的でした。そして職員さんも利用者の皆さんを支えながら、笑顔で働いていらっしゃいました。利用者の皆さんが作業をしやすいよう、職員さんは常に工夫をされているとのこと。そんな温かい雰囲気の作業風景を見学することができ、私たちも元気をもらうことができました。

参加者の方からは、

“見学に行った職員の方々は、皆生き生きと楽しそうに話してくださるのが印象的でした。障害者福祉の仕事は、楽しいんだろうなと思い、さらに興味を持ちました。”

“利用者さんの常日頃の様子が見れて、とても良かったです。どこの事業所さんも笑顔を大切に取り組んでいらっしゃったことが分かりました。”

という声をお聞きすることができました。みなさんが福祉の仕事に少しでも興味をもってもらう、きっかけになるとうれしいです。

次回は、平成31年5月を予定しています。興味のある方はぜひ参加してみてください。