12月9日に、第3回放課後等デイサービス事業所連絡会を開催しました。
今回は3回通しての研修の第2回目です。
10月21日にあいち発達障害者支援センターから、発達障害の理解についての講義を受けていますが、その内容を踏まえてグループワークをおこないました。
まずは前回の講義の振り返りからスタートです。
その後、架空事例を使って氷山モデルシートへの落とし込みを練習しました。
昨年も同様の研修を行いましたが、普段から氷山モデルシートを使って支援の方法を検討している事業所もあるそうで、スムーズに記入されている方が多いように感じました。
簡単な練習後に、子ども部会の方で作成した架空事例を使って、各グループでの検討に入りました。
今回は児童発達支援センターいずみ学園を中心にファシリテーターを募りました。
児童発達支援センターでは、子どもの発達支援だけでなく、支援に関わる人材の育成も課題のひとつです。
1グループのメンバーは4~6人でしたが、どのグループも各事業所での取り組みと照らし合わせて、積極的に意見交流がなされていました。
またファシリテーターの力量が発揮され、決まった時間を有効に使って、話し合いが行われていたように感じました。
検討後は、各グループの発表です。
発表者は事前に決めてもらっていたので、発表の担当になった方は、グループワーク中も気が気ではなかったかもしれませんが、当たった3名の皆さんは上手にまとめて、わかりやすく発表して下さいました。
グループワークについてのアンケートの中には、「他の事業所さんと話す機会がなかなかないので良かった」「自分にはなかった視点で意見が聞けて良かった」という声が多く寄せられました。
次回は来年2月3日、今回と同じ編成でグループワークをおこないますが、架空の事例ではなく各事業所から実際の事例を持ち寄って、事例検討をする予定です。