令和3年度 子ども部会講演会が開催されました

12月23日に尾西庁舎6階大ホールにて、令和3年度 一宮市障害者自立支援協議会 子ども部会の講演会が開催されました。

昨年度は緊急事態宣言が発令されていたことを鑑みてオンラインでの開催でしたが、今年度は感染症対策を講じた上で対面の講演を開催しました。

講師に愛知県臨床心理士会の堀英太郎先生をお招きし、「発達障害児の支援と育て方のヒント」をテーマにご講演をいただきました。

発達障害のあるお子さんの支援をされている支援者の方や、教育関係の皆様、お子さんが障害をお持ちのご家族様など、様々な立場の方にご参加をいただきました。

今回の講演では、発達障害に対するイメージや定義についてのお話、また、接し方についての具体的な方法の提示など、

発達障害に対する様々な見方について「多様な視点で考える」ことについて教えていただきました。

実践的なワークも行い、体験を通して理解を深めました。

先生より、『支援や関わりに即効性を求めるのではなく、支援者側も悩み考える力をもつことが重要である』ことや、

『普段の関わりにこそ様々な点における予防の力があり、それは後々になって効果が出ること』など教えていただき、

明日からの支援やコミュニケーションの中に希望を見出すヒントをいただきました。

参加者の方からは「今すぐの答えを求めないことの意味を考えさせられた」、「じっくり関わっていきたい」という前向きなご意見が多く寄せられました。

堀先生、貴重なご講演をありがとうございました。

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