行動援護サポートプロジェクト主催•市内事業所スタッフ研修会を開催しました!
さる令和6年2月13日に生活支援部会•行動援護サポートプロジェクト主催の研修会を開催しました。
この研修会は、一宮市内の事業所スタッフ、特に5年未満の現場スタッフむけの基礎的な研修として、あいち発達障害者支援センターから講師をお招きして、毎年このプロジェクトで継続して行っています。
今回は、障害児関係事業所、日中系サービス事業所、グループホームなどサービス種別を問わず市内の各事業所から32名が参加されました。
発達障害の基礎理解、氷山モデルを用いた支援の考え方、事例をもとに実際に氷山モデルを用いて支援を考える内容で講義とワークを中心に、市内事業所の現場スタッフの皆さんが一緒に学び交流する機会となりました!
<以下参加者の感想をご紹介します>
- 問題行動ばかりに目を向けるのではなく行動が起こってしまう背景に着目していかなければいけないと思った。
- 支援検討シートを使って支援を考えていく、計画していくとスタッフ全員が同じ方向を向いてやっていけるのかなと思った。
- 支援検討シートの使い方がよくわかった。利用者に対する支援は多くを検討しがちだが、一つ一つ支援をし、どの支援に対してどのような効果があったかを考えていくことが大切だと分かった。
- 氷山モデルは聞いたことはあったが、今日の話を聞き内容への理解が高まった。また、初めて支援検討シートを実際に立ててみて、一人だけでなく事業所内で皆で話し合い考えることが必要だと実感した。
- 氷山モデルから発想していくスタンスを平時より持つと日ごろの業務も好転してゆくと感じた。
■行動援護サポートプロジェクトでは、3つの活動を中心に取り組んでいます。■
①事業所交流会
子どもから大人、サービス種別を問わず、行動障害のある方の支援での困りごとを相談したり、交流できる場として地域の事業所のつながりをつくり深める取り組み。
②研修会
市内事業所の現場スタッフの基礎的研修を毎年継続して行っています。
③地域の啓発
地域の中の助け合いや協力事例をあつめ、地域の皆さんに啓発していく取り組み。
今後も行動援護サポートプロジェクトの活動を随時ご紹介していきたいと思います!