令和6年度 児童発達支援事業所・放課後等デイサービス事業所合同連絡会を開催しました。

 令和7年2月13日(木)に、尾西生涯学習センター6階大ホールにて、児童発達支援事業所連絡会・放課後等デイサービス事業所連絡会を共催しました。計27事業所、53名の方々にご参加いただきました。

 

 今回は、一般社団法人Focus on代表理事・立命館大学産業社会学部3回生の森本陽加里様とそのお母様をお招きし、「発達障害への理解と支援 ~当事者の視点から~」のテーマでご講演いただきました。

 森本様は発達障害の当事者であり、小中学校時代に2回の不登校を経験されています。ご自身の特性やそれによる困り事、支援を受けている渦中に感じていたことなどについて、ご自身の言葉で具体的にお話していただきました。

 後半は、パネルディスカッションを行い、トークテーマに対して、ご本人からの視点とお母様からの視点でそれぞれお話していただきました。

 最後に支援者に対して、森本様からは「自立に向け、支援を抜いていくことを想定した支援」や「上手くいく方法を本人とも共有しながらの支援」を大事にして欲しいとのメッセージをいただきました。お母様からは、保護者として気持ちが軽くなる声掛けが嬉しかった、保護者・支援者側が気持ちの余力を残して本人と関わることが大切だとのお話がありました。全体の講演を通して、支援者として多くの気づきを得る貴重な機会になったと思います。

 最後にアンケートを実施し、皆様から多くのご意見をいただきました。今後も一宮市の福祉サービスの充実・質の向上を目指し、来年度の連絡会のテーマや運営方法についても検討を進めていきたいと考えております。

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