2025年10月20日(月)に神山公民館大会議室にて、福祉ナース交流会「よくある皮膚トラブルの対応について~皮膚・排泄ケア認定看護師から学ぼう~」と題して講演・実技を実施し、日頃のケアに関する悩みや意見の交換を行いました。市内の障害福祉サービス事業所を始め、訪問看護ステーション所属の看護師や作業療法士、相談支援専門員が参加しました。
褥瘡と創傷の傷の深さの違いや褥瘡の洗浄方法などパワーポイントを使った座学と、加島先生に持参していただいた医療用ガーゼに水を吸わせた時の浸透の違いの実技、そしてグループワークがありました。グループワークでは事業所内での看護師としての困り感を共有しました。事業所内では他職種から皮膚状態などの健康相談を受けることが多いが、皮膚科の経験がないため自信を持って対応ができない、病院勤務から離れて時間が経ち最新の情報を得ることが難しいなどの声が聞かれました。
加島先生より、今回の出会いをきっかけに各事業所で発生した皮膚科に関する困りごとに引き続き相談に乗ってくださるとの申し出がありました。地域に同じ悩みを共有できる仲間の存在や相談者の存在は、仕事に前向きに取り組むうえで大きな支えになります。
これからも看護師さんがつながる機会を作り、障害福祉の魅力の発信を継続していきます。
