「みんなちがってみんないい」~北名古屋自閉症キャラバン隊陽だまり~

平成31年1月10日10:30~12:00思いやり会館4階にて、計画相談学習会を開催しました。

今年1回目の学習会は、北名古屋自閉症キャラバン隊「陽だまり」に来ていただき、「みんなちがってみんないい」というテーマで公演していただきました。自閉症キャラバン隊は、自閉症の方の親御さんが運営している団体で、自閉症の啓発活動を積極的に行っており、一宮市内にはありませんが、県内に16団体あります。

詩の朗読から始まり、自閉症についての説明、折り紙を使った疑似体験、障害を持つ親の思い、子の思い等プログラムに沿って進行していきました。

折り紙を使った疑似体験では、周囲の声かけや環境によって、作業中にどのように感じるかを実際に体験することで、どのような声かけや環境が適しているのかを考えるきっかけになりました。

手書きのイラストを使ったスライドや、自閉症キャラバン隊の方一人ひとりの語りがあり、気づきの多い学習会となりました。

参加者からは

“とても素敵な公演に参加することができて良かったです。ママからのたっぷりの愛情と障害理解への情熱がしっかりと伝わってきました。今日体験したことを参考にし「つらい気持ちをわかってほしい」という(障害のある方々の)気持ちに今後寄添っていきたいと思います。”

“とても楽しく参加出来ました。実体験として分かることができてとても良かったです。親の想いや障害を受容する気持ちをなかなか直接聞きづらいこともありますが、素直な気持ちを伺えてとても参考になりました。一宮市でのキャラバン隊の発足を期待しています。”

等の感想をいただきました。

相談員として、当事者や家族の立場に立って考えるということは、言葉で表現するより難しいことですが、そういった視点を大切にしながら、支援を振り返るきっかけになるような学習会を今後も企画できたらと思います。

ページトップボタン