3/17(水)、いずみ福祉園が会場で、「資機材組み立て訓練」を行いました。
コロナ禍で、開催は大変迷いましたが、参加者の検温、換気、消毒で感染症対策に注意をして行いました。
危機管理課のスタッフが講師となり、「避難所における感染症対策」の講話、その後、組み立て式トイレ、トイレの凝固剤、段ボールベッド、簡易パーテーションをそれぞれ4チームに分かれて組み立てました。参加者はいずみ職員の他、福祉課、他事業所のスタッフ、20名ほどでしたが、全員が資機材の組み立ては初心者という事で、組み立てに悪戦苦闘(特に、組み立て式トイレ)しながらも、各チームが協力して行いました。また、真剣な中にも訓練は和やかに進んでいきました。
段ボールベッドは、一組分だけでも運搬しようとすると、男性の力でも意外に重かったです。ベッドの組み立てはとても簡単で、慣れれば一人でも10分はかからないと感じました。
組み立て式トイレは、とてもしっかりとした作りで、中から施錠をする事も出来て、汚物処理もプライバシーを守りながら行う事ができるものでした。こちらの組み立ては少し難しかったですが、慣れれば2名でスムーズに組み立てが出来ると思いました。
トイレの凝固剤は、1回分づつ凝固剤は使用するので、現在備蓄してあるものだけでは到底足りないと分かりました。
パーテーションは、避難所の映像で見た事はありましたが、とても軽量で設置も容易でした。外から中が見えてしまう高さですが、犯罪を防ぐ目的であえて見える高さにしてあるとの事でした。
TVなどの映像でこれらの資機材を見たことはあっても実際に体験してみる事で、イメージが湧きました。しかし、イメージすればするほど、思っていた以上に広いスペースが必要であるなど、色々な課題がみえてきました。避難所の開設となると、コロナ禍の状況では特に多くのハードルがありますが、みんなで知恵を出して少しづつでも課題をクリアにしていけたらと思います。
参加された皆さん、危機管理課のスタッフの方、本当にありがとうございました。
今回、経験し感じた事や、反省点を次回に活かしていけたらと思います。