医療的ケアに関わる人たちが集まって課題を出し合ってもらうことから始まり、平成24年9月に生活支援部会の下部組織として発足しました。平成31年にはこれまでの医療的ネットワーク会議に子どもに関係する機関を新たに加え、障害者自立支援協議会運営会議付けの会議として位置づけられました。
市内で医療的ケアを受けながら生活しているお子さんから大人の方までを対象にして、医療、保健、教育、福祉現場など様々な立場の方が集まり会議をしています。今後は交流の場としてだけでなく、協議の場として機能できるよう活動していきます。
医療的ケアの必要なお子さんは年々増えてきています。 令和3年9月には医療的ケア児支援法案も施行されています。一宮市でも医療的ケアの必要なお子さん、ご家族が安心して生活でき、健やかに成長していただけるように様々な視点から支えていけたらと考えています。
医療的ケアとは 人工呼吸器、たんの吸引、経管栄養の注入、導尿など、医師や看護師などが行う「医療行為」と同じことを家族や教員などが在宅や学校で日常的に行う場合に「医療的ケア」と呼んでいます。
活動内容
定例会議
4カ月に1回、医療的ケアに関わる様々な立場の方が集まり、国・愛知県・一宮市の動向や地域課題について情報を共有したり、事例紹介などを行っています。医療的ケア児等コーディネーター会議
市内の医療的ケア児等コーディネーターが集まり、対応状況の報告やケース交流などを行っています。医療的ケア児等コーディネーターとは 地域において、保健、医療、福祉、子育て、教育等の必要なサービスを総合的に調整し、医療的ケア児とその家族に対しサー ビスを紹介するとともに、関係機関と医療的ケア児等とその家族をつなぐ役割を担っています。