盛り上がった「第14回 福祉の仕事を知るための見学バスツアー」が無事終了!

 2017年5月25日に「第14回 福祉の仕事を知るための見学バスツアー」を開催しました。

 今回も、たくさんの方に参加していただき、とても盛り上がった一日になりました。

いつもお願いする福祉バス「おもいやり号」に乗って、

 1ヵ所目は共同生活援助「セブンデイズいまいせ」さんへ。

 元々アパートだった建物を共同で生活できるように改修しているので、他ではあまり見ることのないオシャな感じの建物で、しかも名鉄の駅や大型スーパーまで徒歩で行ける場所にあって、周りはすべて一般住宅。 ひょっとすると、近隣住民の方はここが障害者施設であることに気づいていないかもって思ってしまうほど地域の中に普通に溶け込んでいる印象です。高齢者のホームと違って、昼間はそれぞれの仕事場や活動の場に出かけていくため、誰もいない建物だけの見学になってしまいましたが、台所や浴室、居間、居室、家具などホーム全体の雰囲気は、共同生活とは言え、地域の中で普通に暮らしている様子を感じとることができました。 町の中で普通に暮らしていくことを支え続けているセブンデイズいまいせさん、ご協力ありがとうございました。

 2ヵ所目は、就労継続支援A型「ハピネス」さんへ。 

 ハピネスさんは就労施設では珍しくトラック部品の洗浄・清掃を行っています。車内の洗浄・清掃はシートを外して部品レベルまでバラバラにして磨き上げるプロのお仕事です。また、Tシャツのタグ付けの内職もやっており、皆さん黙々と目標に向かってお仕事をされています。ちなみに、働いている方は仕事柄か22名中19名が男性だそうです。仕事内容は固定しておらず、その日の体調などを考慮してどちらの仕事をするか決めるそうです。いろんな道具を使い、一台を磨きあげる仕事内容に参加者の方々も驚いており、福祉のお仕事のイメージが少し変わったようです。中には、自分の車も洗浄してほしいという方もみえました。ハピネスさんは、幹線道路沿いにあり、「以前から何をしているか気になる建物だった。」と言う方や、「気にはなっていても、機会がないと見学まではなかなか…」と言う方もみえ、バスツアー開催の意義も感じられた時間でした。

 3ヵ所目は、放課後等デイサービス・児童発達支援「ぷんと」さんへ。

 代表の山中さんから、日頃の活動の様子を映像で紹介していただきながら、関わる上で大切にされていることなどのお話をお聞きしました。その中で「重度の障害のある子どもたちは、外になかなか出かける機会やチャンスがない。」「アピタや菓子屋、英会話教室など地域の方の協力を得ながら活動している。外へ出かけて顔の見える関係を大切にしている。」というお話が印象的でした。その他、普段家族の支援だけでは難しい海水浴などの外出や、兄弟や家族も交えた活動を大事にされているというお話がありました。山中さんのお話や活動の写真から、子どもたちから学び、地域の方とつながることを大切にされていることが伝わってきました。それが子どもたちの素敵な笑顔に繋がっているのだと感じました。子どもたちの創作した作品、水耕栽培のレタスや金魚も興味深く見学されていました。

 昼食は、就労継続支援B型「cafe KURODA」さんへ。

 外観は、どこでも見かけそうな喫茶店と変わりないくらいオシャレでした。メニューは、カレー&サラダにデザートのプリンも出してもらい、とても贅沢なランチでした。私も今回プリンが出ると聞いた時に、黒田プリンファンの知人に「デザートでプリンが出るんだよ。」と自慢しました。日頃から喫茶店でお仕事をしている利用者さん達が配膳や下膳、水汲みなどをしてくれました。食後、職員さんがインタビュー形式で利用者さんに質問をし、何名かお話を聞く事ができました。とてもイキイキ話す人、恥ずかしそうに下を向いて話す人など利用者さん一人一人に色々な表情がありました。cafe KURODAさんでは、職員さんのご厚意もあり、直接利用者さんと触れ合えた貴重な時間になったと思います。帰りには販売会もあり、デザートで食べたプリンをはじめ、シフォンケーキや焼きドーナツ、クッキーなど美味しそうなものがたくさん並んでおり、参加者のみなさん袋いっぱいに買い物をされていたのが印象的でした。

 最後は、生活介護・就労継続支援B型「きそがわ作業所」生活介護「ゆうゆう」相談支援事業所「夢うさぎ」さんへ。

 「きそがわ作業所」「ゆうゆう」では、「なかま」の皆さんが実際に作業や療育活動に取り組んでおられる場面を見学することができました。スタッフの皆さんの細やかな配慮が行き届いた場所で、「ひとりひとりの持てる力」に着目した支援はとても素敵で、「なかま」の皆さんの笑顔が印象的でした。「夢うさぎ」では、相談支援業務に取り組むスタッフの生の声をお聞きし、法人全体の取り組みも聞かせていただきました。「福祉の現場で働くために資格もあるに越したことはないが、一番大切なものは『思い』です」との言葉に、参加者の皆さんが大きく頷いておられました。食堂でいただいた抹茶ムースやクッキー、ラスク、マドレーヌは絶品でした。これも「なかま」の皆さんの作品で、市内のスーパーや一宮駅のコンコースで毎月開催されている福祉マルシェなどでも販売されているそうです。

   

 今回のバスツアーに参加された方からは、

・本当に参加して良かったです。興味があっても、なかなか個人では訪れる事も出来ず、仕事への一歩の自信も持てず…少し解消された気がします。

・今回、初めて参加させていただいたのですが、福祉の仕事は色々あることが分かりました。参加して良かったと思います。

・スタッフの様子や施設の雰囲気を見て、大変そうだけれど、それ以上に皆さんが楽しそうでした!

等、たくさんの感想やご意見をいただきました。また、今回のバスツアーに参加していただいた方の数名は見学先の事業所さんとボランティアで繋がってもらえました。少しずつでも福祉に携わる人が増えてもらえたらと思います。

 今後も参加者の皆さんの「参加して良かった!」の気持ちを、たくさんの方にも持っていただけるように、次回のバスツアーも準備していきたいと思います。

 次回は、平成29年10月に予定しておりますので、たくさんの方のご参加をお待ちしております。

 

<おまけ写真>