触法障害者支援連絡会議

「触法障害者」とは

 「触法」とは、「法律に違反すること」「法律に触れる行為をすること」です。
 「触法障害者」とは、法律に触れる行為をしてしまった障害のある方のことを言います。

 障害のある方の中には、罪を償って出所をしても、住まいの場所がない、相談できる人がいない、などの理由で生活が立ち行かなくなり、再び触法行為をしてしまうという負のスパイラルに陥ってしまう方もみえます。

触法行為をしてしまうという負のスパイラル

一宮市の状況

 平成25年5月の一宮市障害者基幹相談支援センター開所以降、触法に関する相談を受ける機会が徐々に増え、一宮市でも触法が絡む生きづらさを抱えた方たちの存在が明らかになってきました。
 しかし、専門的な支援のできる機関や、社会資源が市内には限られており、触法障害者を地域で受け入れる体制が整っていない現状も浮かび上がってきました。


ネットワーク作りへ

 そのような中で、触法障害者の再犯防止に努め、より良い地域生活を支えていくために、市内における現状や課題を把握し、検討できるネットワーク作りの場を整えることになりました。
 平成26年12月、関係機関が相互理解を深め、顔の見える関係性を築いていくことを目的に、第1回「触法障害者支援連絡調整会議」が開催されました。
 平成28年11月、自立支援協議会運営会議付けの会議として位置づけられ、名称も「触法障害者支援連絡会議」と変更になり、今に至っています。

より良い地域生活を支えていくネットワーク

触法障害者支援連絡会議

 「触法障害者支援連絡会議」は年3回、様々な関係機関の方に集まっていただき開催しています。会議では触法障害者をとりまく社会情勢や、地域課題について情報共有したり、事例についての事例検討を行っており、ケースについての相談・検討ができる場としても貴重な機会となっています。


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