令和5年6月30日(金)に尾西庁舎1階講堂にて、放課後等デイサービス事業所連絡会と合同で、今年度初めての連絡会を開催しました。
今回は、愛知県医療療育総合センター地域支援課の花井玲奈氏を講師としてお招きし、『保護者支援』をテーマにご講演をいただきました。
お子さんの支援に携わる児童発達支援事業所の管理者、支援員、保育士に加え、心理士や社会福祉士、言語聴覚士など、多職種の方々、23事業所、29名にご参加いただきました。
講演では、
○ガイドラインにおける保護者支援の基本
○支援者としての心得(自己を知り、自分を大切に、支援者同士が認め合い、コミュニケーションを取る)
○保護者との関係づくり(保護者のことを知り、話を傾聴し、保護者自身や子育てを褒めることで、「話を聞いてもらえる」という安心感が持てるようになる)
など、具体的なお話をしていただきました。
保護者支援で大切なことは、客観的に保護者を知り、専門的な立場で支援をするという今回の講演を聞いた後、5つのグループに分かれ、保護者支援の取り組みやそれぞれの抱える課題について話し合ったり情報交換したりしました。
今回は、放課後等デイサービス事業所連絡会との合同開催ということもあり、総勢60名が、一堂に集い、放課後等デイサービスのお話も聞くことができました。今後も、児童発達支援グループとしての活動に加え、放課後等デイサービスグループとの連携を深められる機会も作り、一宮市の福祉サービスの充実を目指せるよう努めていきます。